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【『文系力』こそ武器である】文系の強みは〇〇だった!!【読書メモ】

あなたの強みは何ですか?やりたいことがない文系は読むしかない!
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今回は齋藤孝さんの『文系力』こそ武器である を読んで、文系の私が感じたことや印象に残ったことを簡単に書いていきます。

文系の方で自分の強みやりたいことがわからないという方にはとてもオススメです。

本著者の齋藤孝 氏の本は今までにも何冊か読んだことがあるのですが、難しい言葉はあまり使われていないのでスラスラ頭に入ってきます。

そのため本を読むのが苦手な方でも、通勤中やトイレ、寝る前などのちょっとした隙間時間などを利用して読み切ることができます。


ちなみにこちらはベストセラーになった本です。
1年ほど前に発売した本ですが、今だに本屋で見かけることがあるのではないでしょうか?

 

 

簡単な内容

学生時代、将来のこともよくわからないまま選ばされた『文系』と『理系』の選択。

その結果一般的な『文系』の立ち位置としては、数学や物理を諦め「なんとなく文系になった」という人が多く、『理系』は好きなことを研究している人が多いと思われています。

そんなやりたいことがなく、ふわふわしたまま様々なことに手を出している文系は結局何が強みで、どう生き抜いていけばいいのか、と言ったことについてわかりやすく書かれています。

 

 

感想

この本を読んで文系の僕が一番感じたことは、「文系も捨てたもんじゃない。やりたいことがないからといって悲観的になる必要はない。」ということです。

文系は何が強み?

この著書では、以下のように書かれています。

 文系はいろんなことに興味を持ち、どんなところでも融通のきく、適応できるスキルが期待されており、中でも
1. 雑談力
2. 意味を正確に理解できる言語能力
3. クリエイティブなコミュニケーション
はどんどん伸ばしていく必要があり、それこそが文系の仕事でもある。


文系の力は具体的にどういった場面で生かすことができるか?

こちらについてはいくつか例を交えて説明されています。

例えば、教師もそうである。
現代では、ただ「教えるのがうまい」という価値しか持っていなければ、いい先生とはいえず、オンライン授業やDVDなどに負けてしまう。そういった中でやるべきこととしては、クラスや生徒をみて「この子今日元気ないなぁ」「人間関係はどうなっているんだろう」といった全体の空気を把握し、それをマネジメントできる対応力が必要となり、活躍できる場でもある。

これに対して個人的に思ったことは、教師の重要性です。

人工知能もそうですが、e-ラーニングなどのEdtech(教育(education)×テクノロジー)によって「今後学校の先生という職業は無くなるのかな」と容易な考えながら思っていました。

しかし、学校というのは ”勉強” が全てではなく、もっと重要なことを学ぶ場でもあり、その環境をしっかりと整備できる『先生』という存在がより重要になってくる。そのため一概に先生が無くなるとは言えず、そう言った意味での先生はより必要になってきます。

しかし現状は、そのスキルを持っている先生は愚か、普通の先生ですら足りていない状況、、。


パットでのアイデアではありますが、普段からお客樣の顔を見て「どうすればもっと笑ってくれるか」と考えているお笑い芸人さんが先生になるというのはどうでしょうか(笑)
面白い環境を作り出して生徒も楽しいし、芸人さんとしても実践的にお笑いを学ぶことができる、とても良い経験になるとは思うのですが、、。



また、話は戻りまして、効率的に "勉強" をしたい人はオンライン授業というのがオススメです。
自分の学びたい名講義を好きな時間に好きな場所で見ることができ、1.5~2倍速で見れば時間も節約できます。

今はたくさんのサービスがあり、今までは多額のお金を払って塾に行って学んだり、本を何冊も買って勉強するしかなかったような内容、インターネットの普及によって簡単に学ぶことができます。

私が使っていた『schoo』というオンライン授業もその類でとてもオススメです。
さまざまな分野(プログラミングから歴史、ビジネススキル、英語、思考法、IT企業の裏など)があり、飽きずに楽しめます。

schoo.jp



読書の大切さ

文系に対しては読書の大切さ、多読と精読について書かれており、中でも面白い表現だなと思ったのは以下のものです。

ゲーテの対話』を精読するということは、単に晩年のゲーテはこう言った、という情報を得ることではありません。
ゲーテという偉大な人物の思想、考え方を理解して、ゲーテという人間を丸ごと自分の中に入れてしまうことでもあります。そうすると、それは偉大な他者が常に自分の味方をしてくれることになります。

この内容に関しては全く同じ意見で、私も思想や哲学の本を読むのですが、じっくりと読んでわからなければ戻ってを繰り返して、苦労してその内容を自分のものにすると、その内容(その著者の考え方)が自分の中に溜まっていき、悩んだときや迷っているときに語りかけてくることがあります。

 

最後に

今の若者の特徴として「やりたいことがない」という話をよく耳にしますし、自分もとても悩んだ側です。今でも苦しむときがあります。

そして、本著にある理系人間のように一日中研究をしている人や今後大きく暮らしを変えるであろうAI、フィンテック、IoTなどの領域の技術職的スキルを何も持っている人たちと比べてしまうと、「自分には何ができるんだ、、」と考えてしまう人も多いと思います。

もちろんITに関する知識を学ぶ必要はあります。

しかし、この著書から学んだこととしては、専門的な知識を知らない自分に悲観するのではなく、知らないからこそ自分の少しでも興味があることや好きなことにどんどんチャレンジすることができる、と楽観的に捉えてみてはどうでしょうか。

私はそれこそが文系の強みだと本著を読んで感じました。スティーブ・ジョブズもずっとiPhoneを作っていたわけではなく、大学の頃は哲学やカリグラフィーなど興味のある授業に潜り込んでいました。むしろ文系人間です。

新たなチャレンジを通して自分の経験値を得るとともに、広い視点を獲得し、「"理系人材"をどう使ってやろうか」と強気になるくらいのマネジメントスキルも獲得して欲しいと思います。

そのためにも常にいろんな情報をインプットし、それ以上のアウトプットを心がけましょう。

そして貪欲になりましょう。


本著者の関連記事はこちらです。

www.thinking-samurai.net