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【書評】『あらゆる情報からアイデアを生み出す「ものさし」のつくり方』を読んで【書評】


君たちはどうやってこの情報爆発時代を生き残る?
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情報博報堂生活総合研究所のオリジナル思考メソットを解説した『あらゆる情報からアイデアを生み出す「ものさし」の作り方』を読んでみたので、これから読もうと考えている方へのちょいまとめ概要と、私なりの感想とお伝えします〜
「ネタバレ嫌だ嫌だやめて〜!!」って方はスッとお戻りください(笑)

著書の詳細

タイトル:あふれる情報からアイデアを生み出す「ものさし」のつくり方
著者:吉川 昌孝 (よしかわ・まさたか)
単行本:177ページ
出版社:日本実業出版社 (2012 / 10 / 18)
発売日: 2012 / 10 / 18

吉川氏は、博報堂に入社後、生活総合研究所に着任し、今はメディア環境研究所所長をしておられます。(詳しくは『メディア環境研究所』ホームページhttp://mekanken.com/about/を参照ください。)

ちょいまとめ概要

近年の急激な情報爆発により、「情報を処理しきれない」という悩みから生まれた3つの現代病
 ⑴ 情報メタボ(集めることが目的に)
 ⑵ 視野狭窄きょうさく※1(インプットの偏り(ほしいものだけ))※1:狭くすぼまっている・こと(さま)『大辞林 第三版』より)
 ⑶ 情報の運び屋(インプットを加工せず右から左へ受け流す。Twitterfacebookでも”いいね”や”リツイート”だけして自分の意見を言わない。

なぜこうなるか? ➡︎ 「考えるのがめんどう・・・」⇦自分の「ものさし」がないから。

⬇︎
INSIGHTOUT(インサイトアウト)というアプローチが必要



<INSIGHTOUT(情報をアイデアに加工するメソッド)の3つのステップ>
①情報を仕入れる ➡︎ ②アイデアに加工する ➡︎ ③プレゼンテーションとして出荷する

①情報を仕入れる

生活者・・・の発想(社会的問題ではなく個人に着目)と主観(誰かに言われたことに疑問を持つのではなく、自分で問いを見つける。)を大切にする⬅︎その際、自分の『ものさし』がいる。

では『ものさし』をつくるためには? ➡︎ 『過去』と『』を知ることが大事
『過去』:そもそも(世界のセオリーや歴史)を知る。←人間が作り出すものには必ず、なんらかの時代背景がある。
『今』:大きなトレンドに載っていないもの(メガトレンド)を集める。→世の中の流れを見れる(「ママ名刺の流行」や「大人向けの怖い絵本」、「人口減は減っているが世帯は増えている」など)
それに加えて、実際に足を運ぶ観察(なぜ人気あるのか背景を探る)

➡︎こうしてできた自分の「ものさし」を軸に情報を獲得していく

②アイデアに加工する

まず、「なぜその情報が気になったのか?」を問い、そこから「なんで?」と問う(一度で出なければ何度も)
➡︎そうして出てきた根底にある『 価値 』を見つける←大変(「正解」を求める教育を受けてきて、「常識」を疑うことに慣れてないから。)
➡︎その『 価値 』をアイデアにする(ここで大事なのは『とにかく面白いもの』⇨だからこそ自信をもって伝えたくなるし、人の心を動かす)
【アイデア = 発想力 × 定着力(実現可能性)⇦何ならできるか?】

③プレゼンテーションとして出荷する

前提として伝わらなきゃ意味がない。
事実と仮説だけで終わらず、提言(提案)をきちんと伝え、相手にどういうアクションをしてほしいのか?もあらかじめ考えておき、プレゼンに落とし込む。

※ここはあくまでもちょいまとめなので、さらに詳しい内容、コツなどを知りたい方、興味を持っていただけた方は、ぜひご覧ください。



感想(ここからは興味がある方のみご観覧ください)

 この著書ができてから約6年。さらなるスマホの普及により膨大な情報量になった今、少しでも隙間時間があればスマホから情報を得ている僕にとってはとても胸に刺さる話が多かった。

インフルエンサーマーケティング、当時なかったであろうオンラインサロンの誕生、仮想通貨やドローン、AI、IoT、VRなどのテクノロジーの発達。便利な時代になった反面、情報に振り回されることが多くなったようにも感じる。「知らない」が怖い、「知ってる」を周りに話したい、から無駄な情報までをも獲得して、自分の中で消化できずに忘れる、もしくはこの著書の言葉を借りるならば「情報の運び屋」となって終わる。大変勿体無い。

 これは時間を無駄にしていることを指している。時間は毎朝起きてから無料で24時間「ポンッ」と渡される。それゆえに時間の大切さを意識せずに毎日を適当に過ごしてしまいがちだ。成果を残している人は同じ時間あたりに占める『 質 』が全然違う。INSIGHTOUTのメソッドをうまく活用し、必要な情報だけをうまく自分の中に取り込み、加工し、うまく発信することは時間効率を高め、より高度な成果を上げることにつながる。そして情報に振り回されずストレスを軽減しながら豊かに生きていくことができる、そんなことを感じさせてくれた本であった。僕もまずは気になったことを全て記している莫大なメモを整理することから始めよう(笑)

 デジタルネイティブであるZ世代(1990~2000年生まれ)には是非とも読んで欲しい一冊である。ただ最後に付け加えるなら、INSIGHTOUTを活用するだけでも自分の視点が大きく変化するのは間違いないのだが、そのアイデアを実際に行動に移す『Do』の部分も大変重要であり、できない人が多いので(自己啓発本が売れていることが大きな理由)そこは一緒に頑張っていこか〜(急に適当(笑))
では!