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個人で稼げる時代の具体的なビジネスの考え方・ノウハウとは?『ひとりビジネスの教科書』

ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメ
他人のスキルも商品に・・?あなたはどう稼ぐ!?



この本では、
最近流行っている「ひとりビジネス」とは何か?
具体的にどんなビジネスがあるのか?
自分に売れるものは何か?
どう売るか?
うまく売るためにはどうすればいいか?
など、初心者の方向けに手厚く具体的なノウハウと手法が一から書かれている。


「自分には何も売れるものがない」、「『ひとりビジネス』なんて自分とは縁がない」と思っている方にはぜひ一度目を通して頂きたい。


また、
「これからビジネスをしようとしている人」、「すでにしていてなかなか軌道に乗らない人」、「違った視点を取り入れたい人」にもぜひおすすめである。

今までにない視点を手に入れること間違いないだろう。

詳細

タイトル:『ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメ』
著者名:佐藤 伝(さとう でん)
発売日:2015/9/23
ページ数:269p
出版社:学研マーケティング
価格:定価 1,512Kindle 1,362Amazon 中古 272〜(2018/8/4)
ISBN-10: 4054063373
ISBN-13: 978-4054063372


著者 佐藤 伝

 日本の作家、講演家、メンター。研究テーマは、行動習慣と「ひとりビジネス」。明治大学文学部卒業。国際ナイン・マトリックス協会(iNMAX)会長。行動習慣・研究所 代表。

 『習慣』をテーマとする多くの本を執筆する。著作は国内外で、累計100万部を突破している。
【習慣の専門家】としての講演活動も行っている。「なんとなくイイ気分」で生活していく事こそが、もっとも大事と独自の理論を展開。
Wikipediaより佐藤伝 - Wikipedia


 今回紹介する著書はビジネスに関する内容だが、著者は上記の通り、人間の行動習慣心理スペシャリストであるため、ただのビジネス解説書というよりは、「消費者やクライアントがどう感じるか」という『ユーザー目線』からのノウハウが満載だったので大変気づきが多い。


簡単メモ

(概要や詳細はAmazonページより参照ください➡︎ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメ

今回はとても参考になる"気づき"が多かったのでとてもボリューミーです。

これでもごく一部ですので、途中まで読んで「いいな!」と思ったら購入したほうがより詳細にわかりやすく書いているのでいいかもしれないです。

コンテンツ&商材編  〜「商品」は、こう作る!〜

【商品を作る人】
① 自分
② 他人
③ コラボ
⬅︎自分だけで作ろうと考えない。

【商品の形態】
① モノ
② サービス(心理的・肉体的な満足や経済的な成長を与えるもの。マッサージや塾、配達など)
⬅︎「売れる"モノ"を持っていないからビジネスできない」というわけではない。世の中にはたくさんの物体としては存在しない"サービス"という商品がある

【商品の販売場所】
① ネット(ホームページ、フェイスブック、メルカリ、BASE(オンラインショップ)など)
② リアル(実店舗、イベント会場、セミナー会場、1対1)
⬅︎どちらかだけで売っている人は違った販売場所を考える。

【販売方法】
① 自分で売る
② 他人に売ってもらう ⬅︎ めちゃくちゃ大事。一人ではどうしても販路に限界がある

アレコレ考えて何もしないことが一番ダメ


  • お金をかけずにシンプルに起業するには、他人の商品(モノ、サービス)をネットで売ること


  • オリジナル商品にこだわる必要はない。独創性はいらない。
    自分が何も作れなければ他人の商品を売ってもいい。「オリジナル商品じゃなきゃダメなんだ、、。」という『呪縛』から抜け出す必要がある。


  • ヴィジョン(〇〇さんに△△を届けたい!!)がしっかりしていると消費者からも印象がいいし、自分もやりがいにつながる。


  • 3人〜5人で作るっていう視点を持つのも大事。
    「どうしても一人でやりたい」、「みんなでやると人間関係が面倒臭い」などいろいろな思いはあるが、こういう視点を持つことも大事だということ。





実際にある具体的なビジネス・手法

  • イベント主催ビジネス
     本を出版した人に「有料のセミナー(講演会・握手会)をやりませんか?」と誘い、運営や場所取りなどを行うことで参加費等の何%かをもらう。

参加者としては会える場を提供してもらい、好きで来ているのでwin-winの関係である。
⬅︎自分のスキルは必要ない。

  • 好きなことをビジネスに
     メルマガで週一回、自分が好きな本を読んで要点をまとめ、感想も付け足して配信する。「この本は役に立つはず」と思う著書を要約し、紹介する。

⬅︎「オリジナル商品であるか」より、「皆さんのお役に立てる商品かどうか」の方がよっぽど重要

「他人のいいものを紹介してあげる」という視点を変えた逆の発想を持てば、商品はいくらでもある。

 しかも、「本の感想をみんなに配信する」ならネタが尽きることはない。

  • 犬のお散歩ビジネス
     犬好きには最高。大型犬を散歩させるのは結構大変+なかなか代行してくれない、、。
     うまくいけば、「犬友」による紹介がありどんどん広がることもあるかも、、。ついでに犬関連のグッズを販売する事もできるかも、、。



  • コンビネーション商品の例
     『ヒーリングパック』としてセットで売る。例えば、川のせせらぎの音声+アロマオイル。


  • プロダクトローンチ
     商品発売の数週間、数ヶ月前から動画を活用して無料で少しずつ情報を出して、商品の購買意欲を高めていき、「商品を買わずにはいられない」という心理にさせて、発売日に爆発的に売るという販売手法。






「モノ」と「サービス」はさらに分けられる

「モノ」

①アナログ商品:宅配便で届けることができるもの。

②デジタル商品:「情報商材」と言い換えることもできる。ネット上でやり取りできるデータ。pdf、音声データや動画データなど。(ちなみに、②を紙に落とすと①にもなる。

「サービス」

①ホビーモデル:特技を売ること。ネイルアート、マッサージ、写真撮影など。

②相談モデル:相談業務。企業へのコンサル、個人へのカウンセリング、コーチングなど。

③イベントモデル:イベントの主催。セミナーや講演会や〇〇サミットの開催など。

④紹介モデル:人やモノ、サービスの紹介。アフィリエイトも含まれる。


➡︎まずはここから身近なもので何か売れそうなモノやサービス探してみる。



【商品を充実させるヒント】
① 商品の種類を増やす

② 商品を組み合わせる

③ 商品を分割する(全10章の分厚い解説書を作ったら、1冊5千円で売るより1章800円で売った方がトータル3千円高く売れる。)

④ すでにある商品を深掘りする
見直す』ことは案外しないが、結構大事。動画のリンクをつけたり、図を入れたりも。



値付けのコツ「松竹梅」

 値段を三つ作って選択の余地を与える。「真ん中が人気!」っていうことも言っておくと選ばれる可能性が高い。

マーケティング的にいうと
① フロントエンド商品(梅):低価格。まずお客様を集める入り口。

② ミドルエンド商品(竹):中間価格。

③ バックエンド商品(松):高額。利幅が大きいので、経営の安定につながる。

 先に③を設定することが大事
 なぜなら、③が提供しているものの「セルフイメージ」になって自分のお金に対するブロックを解除するから。金持ちのおばちゃんに引っかかるときもあるなど、世の中どんな人がいるかわからない。


  • ファンネル図]』を作って自分のビジネスを可視化する。そうするとどこを改良すればいいかわかる。


  • フリー戦略はNG
     初めから無料で提供してしまうと後から値上げするのは大変。しかも無料で来る人は「くれくれ星人」に変身する確率が高い。無料でやって囲い込んでその後に何かするのであればいい。


「ひとりビジネス」では少額でも赤字にしない。少しでも黒字を生んでいくという考え方が必須


価値の3構造

① 機能価値:商品やサービスの持つ基本的な機能。

② 付加価値:基本的な機能とは直接関係ないけれど、差別化する部分。例えば、色やデザイン、ブランドのロゴや素材の素晴らしさなど。

③心理価値:商品で得られる感情的なこと。優越感や安心感、満足感など。

➡︎ボールペンで言えば、
① 機能価値は、「ちゃんと書ける」ということ。
② 付加価値は、「ボディの素材に削り出しのアルミを使っている」など、書くこととは直接関係ないこと。
③ 心理価値は、「100円ショップで売られているものと、有名ブランドのものとでは、持っている時の満足感がまるで違う」など。




自己ブランディング

  • パーソナルブランディングとは、「〇〇と言えば、あなた!」とイメージされる何かを作ること。寄せ集めではなくて、「ベルギービールといえば、隣町の〇〇しかないよね。」「高級バッグと言えば、〇〇だよね」というように。
     ボンドも「総合接着剤」ではなく、「木工用」「プラスチック」と分けることで売れている。


「自分ブランド」を構築する4つのステップ

【ビジネス・ネーム】:仕事上で使う名前。新しい呼び名にしたらスイッチが入る。相手から呼びやすい名前にするのもあり。

【肩書き】:自分のひとりビジネスを一言でズバリ言い表わせる「肩書き」があると便利。決めたらあらゆるところに露出していく。
 例えば、「日本でたったひとりのかたづけ師」など。

【ビジネス・キャッチコピー】:ブランドのキャッチコピーがいいと大ヒットにつながる。
 ホンダだったら「The Power of Dreams」、日立なら「 Inspire the Next」といったようにわかりやすくて覚えやすいもの。
 例えば、「夢を形にするお手伝い」、「もう人間関係で悩まない

【屋号】:法人の登録をしていない場合の実践者は個人事業主なので会社名がない。原則として個人名でビジネスをしていくことになる。
 「三菱商事の小川めぐみです。」と挨拶するように、「〇〇の小川めぐみです。」が必要。

 屋号は信頼性をあげるための一手段と捉える。決めるときは、「ひとりビジネス」の仕事内容と関連性を持たせるのがオススメ。仕事への思いや意味、ミッションを込めるといい。

 この著者は「行動習慣・研究所」。「〜スタジオ」「アトリエ〜」「〜ラボ」「〜アカデミー」「〜の森」「〜プロジェクト」「〜屋」

また【プロフィール写真】は、
① フォーマルな写真:カチッとしたもの。

② カジュアルな写真:普段の自分。ラフ。
堅すぎると近づき難い。



「個人名刺」と「プロフィール・シート」を持て!

「キャリアアップを図るよりも、プロフィールアップを図るべき!

人は信頼を得るためにMBAや大学院に行くけど時間が勿体無い。


【イメージカラーを作る】
一貫性を持たせると良い。

ロゴマーク&サイン】

【自己紹介動画】
 18秒と3分。自己紹介はやっぱり大事。何度も自撮りして練習。

 人は成功体験より失敗体験の方が共感してくれる
エゴ丸出しの夢ではなく、社会に貢献するビジョン

【ビジネス小物にこだわる】

  • 立ち居振る舞い、ファッション、視線の動き、声の抑揚、立ち姿、歩き方など、「他人からどう見られているか」という客観的な視点が重要
  • 手っ取り早く、イメージをガラッと変えるには、着ている服の色を変えること。



『生き方』がブランドになる

  • 「どういうブランドを作りたいのか」で生き方も決まってくる
  • 自分ブランドは、1日で突如出来上がるものではない。




「デジタルツール」を活用せよ!

「ひとりビジネス」には、自分が発信する場所「自分メディア」を持つことが欠かせない。

【自分メディア】
①ホームページ
②ブログ
メールマガジン(一斉配信)とステップメール
④動画
フェイスブック
ツイッター
⑦ラインアット
⑧その他のSNSGoogle+、インスタ、タンブラー)

「自分のすきなもの」を発信する場所ではなく、「みなさんのお役に立つ情報」を発信する場所




ホームページは必須。

 自分のお店であり、会社そのもの。作るには一般的にレンタルサーバドメインがいる。

【簡単にホームページやオンラインショップが作れるサービス】

  • jimdo
  • base
  • spike(決済サービス)


 また、サイトマップワイヤーフレームを作るのに役立つのが『カクー(Cacoo)』。


 さらにウェブデザイナーがサイトを作るのに参考にしているのが『いけてるサイトドットコム(ikesai.com)』。


  • Fの法則

 良いホームページは文章と画像、動画で作られている。
 Fの法則とは、webサイトを開いた時の視点の移動がFの形になるというもの。
この法則より左上にインパクトの強いものを持ってくるといい。

  • グーグルアナリティクスを使う。



  • 「メルマガ」は攻めのメディア
     ホームページの次に作る。
     メルマガの配信には「メルマガ配信スタンド」を使うのが楽。いずれにしても、あなたが自分でメアドを管理できるメルマガ独自配信スタンドを持つことが成功条件。
     配信ストップもしやすくしとく。辞め方がわかりやすく簡単だったら安心できる。


  • アメブロが人が多いからオススメ。
     一番いい方法は、いいブロガーに読者申請をメッセージ付きで実行すること。





マーケティングに関して

最強の集客は ”紹介”!(ジェイ・エイブラハム、ダン・ケネディ



【紹介を依頼するキーパーソンの条件】
① 著作がある人(つまり、すでにファンがいる人)

② メルマガを発行して、かなりの発行部数を持つ人

③ 自分と相性が良く、お互いに信頼関係がある人

「私をこのように人に紹介してくださいね」という雛形を用意する。


  • 「コラボ」戦略で、お客さんを増やす
     一人でやらない。ゼロから取り組むのではなく、すでに成果を出している人と組む。ソフトバンクがうまい。下手なプライドを持たない
     異業種でも同業でも。自分と関わりが少ないものほど面白い。協力する。


  • 人が自然と集まるような「仕組み」を作っていくという心構えが大事。
     大事なのは「口コミ」と「ネットコミ」。

工夫としては、
・紹介やレビューをしてくれた人に、割引などの特典やスモールプレゼントを用意
・ネット上にユニークな動画をアップして、それを話のネタにしてもらう 
・紹介してくれた人に報酬を振り込むシステムを導入する(アフィリエイト
影響力のある人に、ブログやメルマガで取り上げてもらう

  • 「キャッチコピー」に人は集まる
     「そうだ 京都に行こう


  • あえて「ターゲット」を絞る


  • 「〜割」
     ペア割、カップル割、誕生日割、家族割、常連割など。強いのは、「今だけ」。


  • メアドこそ財産
     粗末にする人は成功しない。メアドを収集する仕組みをウェブサイトに設置する。(「登録したらpdfプレゼント!」とかで)2万件ついていたら黙っていても食べていける。


  • 新規開拓よりも、既存客の「フォローアップ」
     マーケティングの世界では、新規の獲得にかかるコストは、一度買ってくれたお客さんにリピートしてもらうコストの5倍から10倍かかると言われている。
     だからせっかく買ってもらったらリピートしてもらわない手はない!そこでメルマガでサービス情報などを送る。「ステップメール」を使う。(間隔を設定して自動送信。)


  • 「クロスセル」(これを買った人はこれも買ってますよ!)と「アップセル」(大衆車を買った人にオム一段上の高級車をお勧めする)
     常にどちらかの提案をするように心がける。
     ただし、購買を促す際には、決して強引にならないようにすること。人は説得されたくない。他人からの説得ではなく、自分が納得した時だけ購買意欲が湧いてくる


  • イベント集客支援サービス「こくちーずプロ」活用術


  • おすすめの「決済」ノウハウ
     オススメはカード決済。簡単にカード決済を行うサービスはスクエア、楽天スマートペイ、コイニーなど。
     ネット決済では、ゼウス、クラウドペイメント、イプシロンなど。スパイクも。


  • 容易に法人化しない。出て行くお金の方が多くなる。700〜800をコンスタントに越えるまで。




その他

  • 9マスメモで考える。アイデアは4つ目以降からいいのが出てくる。
  • ミッションとビジョンを可視化する。毎日朝読み上げる。

ドリーム(多店舗展開してオーナーになる)+ミッション(日本一、世界一のヘルシーで美味しいパンを提供し、来た人たちをハッピーにする)= ビジョン

① 私はこの人生で今何をすることを求められているのか?
② 私のことを本当に必要としている人は誰か?その人はどこにいるのか?
③ その誰かや何かのために、私にできることは何があるのか?

  • ビジョンに出会える質問

① なんの制約もなければ、どんな風に暮らしたいですか?
② なんの制約もなければどんなことをしたいですか?




感想

 個人的なメモなのでなかなかのボリュームになってしまったが、これでも減らしたほうである。また、読んでいただけた方にはわかったかと思うが、これから何かしらビジネスを始めたい、すでに始めているがなかなか軌道にのらない、といった方には大変参考になる点が多々あったはずである。

 しかし、この手の本はためになるノウハウをわかりやすくたくさん載せており、読むだけで満足してしまうことが多く自己啓発本のような役割で終わることが多い。

そうならずに是非この本を活用して、新しい一歩を踏み出して頂きたい。




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