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「完成されたものは何もない。」だからこそイノベーションが起きる。[ハッキング・マーケティング]

ハッキング・マーケティング 実験と改善の高速なサイクルがイノベーションを次々と生み出す (MarkeZine BOOKS)
本著の前半の気になった、ためになる言葉メモです。


詳細

タイトル:『ハッキング・マーケティング 実験と改善の高速なサイクルがイノベーションを次々と生み出す』
著者名:スコット・ブリンカー (著)、東方 雅美 (翻訳)
発売日:2017/5/16
ページ数:368p
出版社:翔泳社
価格:定価 2,376Kindle 2,200Amazon 中古 330(2018/8/8)〜
ISBN-10: 4798149764
ISBN-13: 978-4798149769



著者

人気ブログ「チーフ・マーケティング・テクノロジスト」編集者

マーケティングとテクノロジー、およびそのマネジメントに関する国際カンファレンス「マーテック(MarTech)」を主宰している。

イオン・インタラクティブ社の共同創設者、CTO。同社ではデル、DHL、シマンテックなどにマーケティング・ソフトウェアを提供。世界中でマーケティングとテクノロジーに関する講演を行い、アドバタイジング・エイジ誌、アドウィーク誌、ハーバード・ビジネス・レビュー誌などに寄稿も行う。スコット・ブリンカー - ビジネス書著者紹介 - bookvinegarより)

前半の気になった、ためになる言葉メモ

(概要や詳細はAmazonページより参照ください➡︎ハッキング・マーケティング 実験と改善の高速なサイクルがイノベーションを次々と生み出す (MarkeZine BOOKS)

ザッカーバーグが言う『ハッキング』とは?

 ハッキングという言葉は日常では悪いイメージを持つ人が多いが、ここでは何かを素早く作ること、あるいは可能性の限界を試すことを意味する。

ハッカーウェイ』とは?

 継続的な改善と反復(繰り返し)が行われる創造へのアプローチ
ハッカーはなんでも改善できると信じ、完成されたものは何もないと信じている。彼らはただ改善せずにはいられない。それも大抵は「不可能だ」と言う人たちの前で、あるいは現状に満足している人たちの前で、そうする。

バッカーザーグの行動重視の姿勢

 ハッカーは「新しいアイデアが可能かどうか」、あるいは「最善の方法は何か」を何日も議論するのではなく、まずは試作品を作って、どうなるかを観察する。」

⬅︎いつまでも夢について話していたい、現実可能性を考えずに面白いアイデアを考えていたい、しかしそれ故になかなか具体的にまとまらない、実働時間が遅くなり失敗を恐れ行動できなくなる、など一歩踏み出せないというのはよくあることである。

だかここではそこで止まるのではなく、とりあえず試作品を作ってみて、そこからさらに改良して作りながらゴールを作っていくことの重要性が説かれている。

そして『クリエイティビティ』は机で黙々と考え込んでいるだけでは生まれず、行動しながら試行錯誤し続けることによって担保される。


 2012年頃に私は転換点に達した。あらゆる種類の製品やサービスで、またどんな年代の顧客でも、デジタルメディアが購買の意思決定に影響するようになった

 こうしたデジタルとの関わりは、もはや距離のある(例えば、「コンピュータを立ち上げて、オンラインでチェックしてくるよ」といった感じの)ものではなくなった。

日々の生活の中に織り込まれ、浴槽の中で熱いお湯と冷たい水が混ざり合うように、リアルの世界とデジタルの世界は互いの世界に入り込むようになった。

= 消費者はデジタルな世界を特別なものだとは思わなくなり、一般的な情報源と捉え、オンデマンドサービスを使ったり、どんな買い物をするときにも評判を確認したりする場所だと考えるようになった。

➡︎そうなるとデジタルマーケティングマーケティングのミッションの中核から切り離して考えているブランドには危険が及ぶことになる。私たちは、今やデジタルな世界のマーケターとなっている。


⬅︎時代の変化とともにマーケティングという分野も急激に変化している。この流れについていけないとビジネスとしてやっていけない。なぜならそれは単純で、マーケティングをしっかり学んでいないと収益を得ることができなくなるから。

デジタルダイナミクスとは何か?

 デジタルには「スピード適応力近接化大規模化正確性」の5つの特徴があり、デジタルダイナミクスとは、これら5つの特徴が作り出す変化のことである。

これからの時代、デジタル時代以前のマーケティングをやっているということは、自動車のマニュアルを読みながら飛行機を操縦しようとしてるようなもの

1、スピード

 コミュニケーションや情報、コンピュータの計算スピードの向上も上がった。これによってより複雑な問題も解け、早く処理できる。

例えば、保険会社では今まではお店に行かなきゃいけないのにネットで見積もりを出すことができる。

2、適応力

 可変性に優れているため、どんな時でも即座に簡単にサイトを変えることができる。その人に合ったものを表示することも。

3、近接化

 顧客はリアル店舗で商品の下見をするショールーミングをした後、ネットで安く販売している業者に発注する。
 企業は検索に出てくるようにオンライン広告枠を購入する

4、大規模化

 あなたのサイトを見る人は10人かもしれないし、100万人かもしれない。マイナス面は、一旦なんらかの情報が広がると、単純に消すことができない。

5、正確性

 デジタルな世界では非常に正確に定量化が行える。クリック数や広告表示回数、訪問者数、ウェブサイト滞在時間、ダウンロード数、アプリケーションのインストール数など簡単に。しかも自動的に行え、計算も非常に信頼度の高いもの。

 私たちは今や事業のすべての側面で、大量に情報にアクセスできるようになっている。その情報を意思決定に活用することも可能

 データを基にしたマネジメントは非常に強力で、企業のリーダー達もより多くの分析手法を受け入れている。目に見える数字で先入観や直感に対抗するのである。

⬅︎経営者には今までの経験則や想像力で暗黙的に「うまくいく」と思って進む方も多く理論的に言っても聞かない人も多い(大学の教授や経営コンサルは怪しいなど)。しかし、そういった場合でもデータとしてしっかり出せば納得せざるを得ないこともあるので、そこにつけ込む。目に見える数字・データの強さ。


 しかし注意点もある。

 たくさんのデータを持っていたとしても、意思決定に必要なデータが全て揃っているわけではない。結局は人間が判断する。そうなるとどのデータを活用し、それをどう解釈するかについても、判断しなくてはいけない。

何よりも重要なのは、データが存在したとしてもそのデータに関して人間が正しい問いかけをする責任は残るということ。それができていないと、非常に正確ではあるが、全く間違った方向に向かう答えを手にすることになる。

ソフトウェアに関して

 ソフトウェアはアプリに止まらず、日常生活で用いるすべてのデジタル機器にも、それがどう動くかを決めるソフトウェアが実行されている。

シボレーの電気自動車のボルトでは、そのシステムの中に、1000万行以上のコードが組み込まれている。

 デジタルな世界では莫大に存在する。だが、データ自身は静的なもので、収められた場所にじっと留まっている。データを取り出して処理し、役に立つものにするのはソフトウェア。つまり本当に驚くのはソフトウェアの爆発